2022年火星の見える時期、大接近はいつ?火星の見ごろをご紹介!(12月10日更新)
謎の惑星、火星が地球に近づいています。最接近は、12月1日。どこに見えるのでしょうか?また、天体望遠鏡で模様は見えるのか?観測記録を交えて、詳しくご紹介。
目次
火星の見える時期は?
2022年の火星は、12月1日に地球に最も近づきます。11月下旬から12月上旬にかけて、火星は、19時位には東北東の空から登ってきます。同じ方向におうし座があり、明るい星が多い方向ですが、その中でひときわ明るい光を放っています。この星図は、11月下旬19時頃の東の空の様子です。
2022年火星を天体望遠鏡で眺めるとどう見える?
この動画は、夕凪の天体望遠鏡で撮影した動画になります。なんか、ゆらゆらしていますよね?これは、夏の陽炎(かげろう)で遠くの風景がゆらゆらしているのと同じです。冬になるとこのように大気がゆらゆらしていてよく見えないことがあります。今の火星は、寝る前の時間帯では、まだ地平線に近くこのようにゆらゆらと見えることが多くなりますが、今後、寝るまでにもっと高いところまで登ってくるようになります。そうすると、もっと見やすい映像が得られると思います。
それでもしばらく眺めていると、空気の流れが一瞬とまり、いろいろな模様が見えることがあります。この写真は、その瞬間を写真にしたものです。
天体望遠鏡は、こんなに大きい!
九十九里星空の宿夕凪には、いろいろタイプの天体望遠鏡があり、見たい対象によって使い分けています。
- GINJI-200N (20cm F6 反射望遠鏡)
- GS-200RC(20cm F8 リッチークレディアン)
- GS-150CC(15cm F12 クラシカルカセグレン)
- FC100DL(10cm F9 屈折望遠鏡)
- SV503 70ed (7cm F6 屈折望遠鏡)
2022年火星12月は?
先ほどお伝えしたように、11月下旬の宵の火星は、まだ地平線に近く、なかなか模様が見えるような状況ではありませんが、12月~1月になるとどんどん宵の火星の位置が高くなってきて、12月中旬には、頭の真上あたりまで登ってくるようになります。そうすると、大気の揺らぎの影響が少なくなり、もっと見やすくなると思います。20
2022年12月火星観測レポート(12月10日更新)
高くまで登った火星はだいぶ見やすくなりました。今後、年明けに向けて地球から離れていきますので、だんだんと小さくなっていくと思います。詳しくは、こちらもご覧ください。
まとめ
いかがでしょうか?12月以降の火星は、だんだん見やすくなり、模様がはっきりと見える日も多くなると思います。九十九里星空の宿では無料で天体観測体験をご提供中です。詳しくは、お気軽にお問い合わせください。
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