春は銀河の季節です 黒目銀河、子持ち銀河等
銀河とは、アンドロメダ銀河に代表されますが、何億個の星が集まった塊です。私たちは、天の川銀河というところにいますが、その外側には無数の銀河があります。春先は、いろいろな形の銀河を楽しむことができます。このブログでは、そんな銀河をご紹介します。
目次
メシエ64(黒目銀河)
銀河には、暗黒帯という黒い影が見えることがあります。この銀河は、暗黒帯が小型の望遠鏡や天体写真では目のように見えることから、黒眼銀河(Black Eye galaxy)という別名を持ちます。名前の由来にもなっている特徴的な暗黒帯は、光を吸収するちりの帯で、画像からは、まぶしく光を放つ中心核を取り巻いて回転しているようすがわかります。
M51(子持ち銀河)
大小2つの銀河がつながっているため、子持ち銀河という名前が付けられました。写真では、M51のきれいな渦巻きの1本の腕の先に、小型の銀河がぶら下がっている姿がひじょうによくわかります
M104(ソンブレロ銀河)
メキシコのソンブレロという帽子にそっくりであることから、ソンブレロ銀河と呼ばれています。大きな暗黒星雲が銀河を一直線に横切る形が象徴的ですね。
NGC3628 (ハンバーガー銀河)
ハンバーガーを薄くなるようにつぶして、横から見たような銀河です。暗黒帯がお肉ですね。
NGC2903 (名無しです)
名前はまだ無い、渦巻きがよくわかりますね。
撮影データ
望遠鏡 | GS-200RC |
補正レンズ | 笠井トレーディング ED屈折用レデューサー 0.8 f≒1,300mm |
フィルター | SVBONY UV-IRカットフィルター |
カメラ | ZWO ASI 294MC (非冷却モデル) |
オートガイド | ASI 294MC(非冷却) |
マウント | AVXマウント |
撮影アプリ | ステラショット2 |
撮影条件 | 300Sec X 24 M51は、300Sec X 10 PixInsightで画像処理 バイアス、ダーク有、フラット(フラットダーク)有 |
まとめ
いかがでしたか?銀河は、冒頭でご説明しましたように、数億の星の集まりです。こんな銀河が、数えきれない程ちりばめられている宇宙の神秘を少しでも感じていただければ幸いです。
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