ZTF彗星 (C/2022 E3) ズィーティーエフ彗星が見ごろです (1月26日更新)
久しぶりに明るい彗星(ほうき星)が、見ごろを迎えつつあります。1月下旬から2月中旬位までが見ごろかな?
★彗星は、水物なので、明るくなるか消えてしまうか?わかません。。。
目次
1月4日のZTF彗星の画像
撮影データ
望遠鏡 | Skywatcher BKP130 |
補正レンズ | Kenko Close Up lens No4 |
フィルター | CBPフィルター |
カメラ | ZWO ASI 294MC (非冷却モデル) |
オートガイド | SV106 + ASI224MC |
マウント | AVX赤道儀 |
撮影アプリ | ステラショット2 |
撮影条件 | ゲイン360 , 露光 20枚 X 120枚 ダーク有、フラット有 DSSの彗星モードでスタック |
1月17日のZTF彗星の画像
大分彗星らしくなってきました。右斜め上に向かって伸びるイオンテイルが映りました!
1月17日の詳しい情報は、コチラ・・・
これからの見える時期、見える方向
1月中旬~2月中旬にかけての見える方向、時間等です。
1月10日頃の見え方
明け方3時頃の様子です。
東北東の空高さ30度位にあります。明るさは、6.9等星と予想されていますので、肉眼では見えません。望遠鏡や双眼鏡を使ううっすらとその姿を見られるかもしれません。
1月20日頃の見え方
同じく明け方3時頃の様子です。
東北東の空高さ40度位にあります。明るさは、6.0等星と予想されていますので、まだ肉眼では厳しいでしょう。望遠鏡や双眼鏡が必要です。
このころ地球に一番近づき、どんどん明るくなってきます。
また、まもなく北極星の近くに移動しますので、一晩中見えるようになります。
1月30日頃の見え方
1月末は動きが激しいです。この星図は、夜20時頃の星図です。
北極星のすぐ右側にあります。ご存じのように北極星は、一晩中地平線に沈むことはありません。ということ彗星も一晩中楽しむことができます。
明るさは、4.9等級と予想されていますので、肉眼でもうっすらの確認できる可能性があります。また、望遠鏡や双眼鏡で長く伸びた尾を確認できるかもしれません。デジタル一眼や高感度のスマホで撮影してら尾が映るかもしれません。
2月10日頃の見え方
2月10日の20時頃の見え方です。
相変わらず、動きが早く、このころはカシオペア座の近くにあります。明るさは、5.8等級と大分暗くなってきます。
見ごろは、この時期位まででしょうか、、、
まとめ
いかがでしょうか?久しぶりに明るく、肉眼でも見える可能性があるZTF彗星について、ご説明しました。ただし、これらの説明は、あくまでも1月4日現在の予想です。彗星は、太陽に近づくと明るくなり、尾が伸びてきますが、突然バースト(爆発?)して消えてしまうこともありますし、予想より明るくなったり、予想より暗かったり様々です。引き続き情報発信していきますので、楽しみにしてください。
1月26日の写真を追加掲載しました。
肉眼で見えた!というネットの書き込みも散見し始めました。北極星のすぐ近くで一晩中見えています。
そろそろピークです。
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