2022年秋の散開星団 M45 M36,M37,M38 二重星団一気見!
秋は、美しい散開星団が見れる季節です。散開星団とは、数百の星の集まりです。望遠鏡で覗くと、視野の中で数百の星が輝いている姿はなんとも神秘的で大変美しく、いつまで見ていても飽きません。今日は、望遠鏡で覗いて楽しめる散開星団をご紹介です。
目次
M45 メシエ45 スバル プレアデス星団
タイトルのように、色々な呼び名がありますが、日本では昴(すばる)の名前で有名です。谷村新司さんの「さらば~♪すばーるよ~♪」のスバルです。(昭和ですみません。)おうし座にあるスバルは、おそらく望遠鏡で観て一番美しいと思える散開星団で、肉眼でも10数個の星がごちゃごちゃっと集まっている姿を確認できます。
この青いもやっとした雲は残念ながら肉眼ではその姿はみえませんが、星の数としては、本当にこれくらいが集まって瞬いています。
M36, M37, M38 (メシエ36, 37, 38)
ぎょしゃ座という星座にある3兄弟の散開星団です。その集まり方は個性的ですね。
M36 メシエ36
M37 メシエ37
M38 メシエ38
二重星団
この星団は、ふたつの散開星団が大変近くにあるため、星の集まりの芯が2つあります。望遠鏡でみるとまさにこんな感じで2つの星の集団が集まっている様子は、大変素晴らしいです。
撮影データ
望遠鏡 | Skywatcher BKP130 |
補正レンズ | Kenko Close Up lens No4 |
フィルター | LPR-N |
カメラ | ZWO ASI 294MC (非冷却モデル) |
オートガイド | SV165 + ASI224MC |
マウント | AVX赤道儀 |
撮影アプリ | ステラショット2 |
撮影条件 | M45 60秒 X 60枚 M35,M36,M37 60秒 X 20枚 二重星団 60秒 X 30枚 いずれもゲイン 120 |
まとめ
いかがでしたか?まだまだ、他にも素晴らしい散開星団があります。散開星団は、天体望遠鏡で直接覗いて楽しいのが特徴です。ゆっくりとお楽しみください。
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